読書メモ「読書という荒野」見城徹

幻冬舎代表取締役社長 見城 徹(けんじょう とおる)著

読書の量が人生を決める。

本を貪り読んで苦しい現実を切り拓け。

苦しくなければ読書じゃない!

 

私自身、読書は「自分との対話」だとの考えを持っていましたが 

見城氏の読書観はかなりハードボイルドな印象です。

読まれる方は覚悟して読んでください。

 

【この本で紹介されている方々】

沢木耕太郎吉本隆明、奥浩平、ヘミングウェイ石原慎太郎山田詠美

宮本輝、アニー・エルノー村上龍宮部みゆきアンドレ・ジッド

重信房子三島由紀夫百田尚樹東野圭吾北方謙三高村薫尾崎豊、他

 

【この本で学んだこと】

読書とは、自己検証、自己嫌悪、自己否定を繰り返し、自己肯定に辿り着く手段

一心不乱に読み、自分の情念に耳を澄ます。

その本に「何が書かれているか」ではなくその本を読んで「自分がどう感じるか」

そして、「どう生きるか」が重要

読書によって、無数の人の人生を体感できる。

「読書、旅、恋愛」をやり切る事で人生を豊かにできる

本当の旅とは「自分の貨幣と言語が通用しない場所に行く」こと

読書体験により「認識者」となり、世の中の事象と原理を理解し

「実践者」となって現実世界を生き抜く

 

【印象に残った言葉】

少年は希望でいい。子は夢でいい。王子は理想でいい。しかし「少年」が「男」になるときは、いろいろなものでズタズタに傷つきながらも立たなければならない。親も理想や夢だけを追っていたら、生活できない。子を守れない。