読書メモ「ムダにならない勉強法」

ベストセラー作家の精神科医が教える

脳科学に基づいたムダにならない勉強法

 

自分自身の勉強、また子供の勉強に役立つと思い読んでみました。

勉強と言えば、インプットが大事だと思われがちですが、

アウトプットをした方が、記憶に残るという事が書かれていました。

インプットとアウトプットの比率は3対7くらい

アウトプット重視の方が良いそうです。

 

インプットは、読む、見る、聞く

アウトプットは、書く、話す

わかる→話す→身に付く

って何かのCMでもやってましたね。

一番良いのは、人に教える事だそうです。

 

この本を読んだ後、子供に本の内容を話して、学校でもただ先生の話を聞いてるだけじゃなく、手をあげて発表するようにとアドバイスしました。

子供はインプット、アウトプットという言葉は知っていましたが、アウトプットは「忘れる事」だと思っていた様です・・・

この間違いを正せただけでも話した甲斐がありました。

 

視聴覚学習も学習定着率が意外に高いので、

テレビや動画も工夫次第で、学習に役立つと思いました。

 

インプットは、今までもやってきているので実行できます。

アウトプットはする機会があまりないイメージだと思います。

でも、少人数を相手に発表する。ブログなどで投稿する。

これもアウトプットになるそうです。

つまり雑談、井戸端会議、家族団欒でもアウトプットになるんです。

 

記憶についても書かれていました。

2週間に3回使えば、長期記憶に定着されるそうです。

以外に簡単そうですよね。

 

勉強したことを身につけるためには、何よりも継続が一番との事

何かのプロになるには10,000時間が必要

一日に3時間弱の計算で約10年になります。

 

私も、「昨日の自分より賢く」をモットーにして

10年後の自分を楽しみに、アウトプット、インプット生活

を継続したいと思います。

 

最後に、

なぜ精神科医の先生が、この本を書かれたのかを説明されていました。

精神を病む患者さんは、漠然とした不安が要因でうつになる事が多いそうです。

その不安を解消しようと思ったら、勉強して知識を持つ事が一番との事。

普段、読書や勉強の習慣がない人は、病気になってから知識を得ようとしても

面倒に思う人が多いそうです。

そんな患者さんを減らす為に、この本を書かれたそうです。

 

 

 【この本で学んだ事】

守破離
初級、中級、上級
それぞれに合った勉強をする


守ー初級
疑問を持たず、言われた通りに実行
真似る(学ねぶ)


破ー中級
他流を研究する


離ー上級
独自の境地を開く


●学習定着率
講義を受ける 5%
読む 10%
視聴覚学習 20%
実演デモ 30%
議論 50%
実演 75%
教える 90%


 

ムダにならない勉強法

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